強い声が出ない方のトレーニング
雑踏の中で話す時、何度も聞き返されて
いやな思いをしていませんか?
大きな声を出すと
喉が痛くなりませんか?
強い声、通る声が出る人は
そういう時でも聞き取りやすいですね。
優しい声は
癒されたり、励まされたりするので決して悪くないのですが、
広い所で話すことが多かったり、
大勢の前で話す必要があったり…という場合には
やはり気になりますよね。
そういう時に必要なのは、
やはり腹式呼吸で声を出すことです。
このブログでもいろいろなトレーニングを
ご案内してきました。
今日は、もう少し原始的な?方法を
ご紹介します。
両足を肩幅に開き、肩の力を抜いて
「あー」とアの長音を出します。
その時に、折り畳み傘の柄で(平らな物が使いやすいです)
みぞおちをリズミカルに押します。
すると「あ~あ~あ~」と、
傘で押した時に声に変化が出ます。
傘を押し返すような気持ちで声を出しましょう。
これはちょうど横隔膜があるところを
外から物理的に刺激して声を出す練習です。
うまくできると、柄で押した時の声に
力強い響きがのってきます。
横隔膜を動かすことがうまくできない方は、
このように物理的に外から横隔膜を動かすことで
眠っていた横隔膜を刺激してあげましょう。
これは、フジテレビのアナウンサーになった時に、
研修で行った練習法です。
声ができる環境にある方は、ぜひお試しください。
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