私は人前で自分のことを話すことが苦手です
3ヶ月ほどブログを書いてきましたが、
皆さん、どんな気持ちで読んでくださっているでしょうか?
ここまで、なるべく皆さんに役立つ情報をお伝えしようと思い、
私自身のことは書いてきませんでした。
でも、上から言われてばかりで、ちょっと…と思ってる方も
いるかもしれませんね。
今日は、私自身が「話す」ということに対して思っていることを
書いてみようと思います。
私はアナウンサーを13年ほどやっていました。
アナウンサーって、一部の人を除くと
自分のことを話す機会があまりないんですよね。
アナウンサーは普通、ニュースを読んだり、
レポートをしたり、番組を仕切ったり、インタビューをしたり…
ということが仕事です。
何か伝えるべき情報があって、それを正確に伝える、というのが
アナウンサーの基本業務だと思います。
だから、退社して
「松井さんのこれまでの人生を語ってください」
と言われた時、本当に驚きました。
え?自分のことを話すの?
意味ないじゃん、そんなの。
私、心からそう思いました。
私は人前で自分のことを話すのが
とても苦手なんです。
こう言うと、必ず
「えーっ、だってアナウンサーだったじゃないですか」
と言われます。
そうです。アナウンサーでした。
でも!
アナウンサーは自分のことはしゃべらないんです!!
……思わず力が入ってしまいました。すみません。
でも、本当にそうなんです。
今でこそ、エラそうに皆さんに話し方のレッスンなんてしてますけど、
私自身が、人前で自分のことを話す、ということについては
苦手意識をばっちり持っていたのです。
でも、実際に人前に立って自分の過去を話した時に気付きました。
「そうか!私はアナウンサーらしく話さないといけない、
と思っていたから、話すのがイヤだったんだ」
アナウンサーは言葉の使い方を間違えず、
キレイな言葉を使って、立て板に水!という感じで
つまることなく、噛むことなく話せて当たり前!
しかも自分の話を面白おかしく話して
笑いを取ったり、感動してもらったりして
聞く人の心をがっちりつかむ!ような話ができる…
こういう思い込みに囚われていました。
私はそんなことはできません。
でも、そんなところに囚われず、自分らしく話せたら、それでいいんじゃない?
言葉につまったって、噛んだって、笑いを取らなくったって、
そんなところに気持がいっても仕方ない。
もっと自分らしく話して、伝えたいことに集中しよう!
その方が、私が伝えたいことは伝わるはず。
……こんな想いで、日々話をしています。
だから、皆さんにも、ぜひ
自分らしく、話したいことを話してほしい!
カッコいい言葉を使ったり、噛まずに話す練習をしたり、
どこで笑いを取るか計算したりしなくても、
あなたが、あなたの面白い!と思ったことに集中して話せば、
絶対に聴き手に届きます!!
ですから皆さん!
どうぞ、人前で話すことが苦手である、という自分を
嫌いになったり、ダメだ!と決めつけたりしないでください!
どうしても直したい、変えたいところは
変えられるような方法をご紹介します。
あなたらしく話す方法は、必ずあります。
それを、ぜひ一緒に探していきましょう。
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