横隔膜トレーニング【初級編】

昨日は、横隔膜を鍛える理由をお伝えしました。

やっぱりよく通る声、張りのある声で話したいという方は

少しトレーニングをやってみましょう。

その結果、「ここまでやらなくてもいいや」と思えば

そこで止めてしまっても結構です(^^)


【ウォーキングトレーニング 1】

全く横隔膜を意識してこなかった方は、先にご紹介した

「ドギーブレス」は、きつくてできないかもしれません。

そういう方は、まず横隔膜を徐々に動かしていきましょう。


少しゆっくり目に歩きながら、歩くタイミングに合わせて

「吐く、吐く、吸う、吸う」という呼吸を繰り返してみてください。

1歩出したら「吐く」、2歩目をだしたら「吐く」

3歩目に「吸う」、4歩目も「吸う」

これを繰り返します。

この時、常に少しお腹に力を入れると良いです。


ポイントは、「吐く、吐く」で、空気を完全に吐ききることです。

息を吸うためには吐かないと吸えませんので、

吐く方に意識を置いてやってみてください。

お腹をキュッと絞って、空気を締め出す感じでどうぞ。


軽いトレーニングなので、歩いていてひとりになった時に

ぜひやってみてください。

人が多いところでやると、ちょっと変な目で見られるかもしれません(^^;;


【ウォーキングトレーニング 2】

1が楽にできるようになったら、次の段階に進みましょう。

今度は同じようにゆっくり目に歩きながら

「吐く、吸う、吐く、吸う」と繰り返し呼吸します。

1歩目で「吐く」、2歩目で「吸う」

3歩目で「吐く」、4歩目で「吸う」です。

軽くお腹に力を入れて行いましょう。


ポイントは1の時と同じく、吐く時に息を吐ききることです。

今度はひと息で肺の中の空気を吐ききらなければいけないので、

かなり音がするくらい吐かないと、吸えません。

足を踏み出す時の反動も使って、思い切ってやってみてください。


口の中が乾いてしまったら、口を閉じて構いません。

鼻で息をしながらでもできますが、

鼻の方が息を出し入れする部分が小さいので、

慣れないと苦しいかもしれません。


【ウォーキングトレーニング3】

2ができるようになったら、次の段階です。

今度は歩きながら、足を出すたびに息を吐きます。

一歩出す「吐く」、次の足を用意している時に「吸う」を続けます。

足を踏み出す時には、必ず息を吐くということです。


これは、さらに息をしっかり吐くことが大切です。

始めは短い時間で構いません。

慣れてきたら10分くらい続けてみましょう。

途中で苦しくなったら、とにかく吐くタイミングで

思いっきり鋭く、体の中の空気を吐いてみてください。

吸う方は、意識しなくても勝手に息が入ってくると思います。


いかがでしょう?

どれも簡単なものなので、人気のないところを歩く時に

是非お試しください。


これを止まった状態で、もっと速く行うのが

「ドギーブレス」です。

ウォーキングトレーニングが苦もなく出来るようになったら

ぜひチャレンジしてみてください。


Shabe Labo

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