張りのある声を作るトレーニング

あなたの声は、あなただけのものです。

ぜひ、あなたの声を好きになってほしいと、私は思っています。


でも…そうは言っても、

「もっと張りのある声を出したい」

「芯のある、通る声で話したい」

「聞き返されないように話したい」

という方もいらっしゃると思います。


その場合は、腹式呼吸で話せるようになるといいですね。


腹式呼吸は、寝ている時は誰でもできます。

息を吐く時にお腹がへこみ、息を吸う時にお腹がふくらむ、という呼吸です。


でも、それを立って行うには、少しトレーニングが必要な方もいます。

いろいろなやり方がありますが、

ここでは「ドギーブレス」という方法をご紹介します。


まず、口を縦に大きく開きます。

舌は力を入れず、自然にしてください。

その口のまま、暑い日に犬がハァハァするように、

息を吸ったり吐いたりしてください。

吐く息と吸う息が同じくらいの量になるようにしましょう。


ポイントは、「速く、強く、細かく」


犬をイメージして、思いっきり速く、強く、細かくやってみてください。

その時、息を吸う時にお腹がふくらみ、吐く時にへこむかを確認してください。


ポイントは、一生懸命吐く、ということです。

肺の中の空気を一瞬ですべて吐き出さないと、一瞬で息を吸うことは出来ません。

その連続ですので、吐く息を意識してみてください。


途中で苦しくなって息継ぎをしたくなったら、息を吸えていないということです。

吸うためには、まず吐く。吐く。


最初は、上手くできない方もいるでしょう。

10秒も続けたら、胃の辺りが痛くなってくると思います。


そこにある横隔膜というものが、腹式呼吸をする時に動く筋肉なのです。

「ドギーブレス」は、その横隔膜を簡単にトレーニングできる方法です。


横隔膜は筋肉ですから、筋トレで鍛えれば自由に動かせるようになります。

最初はゆっくり、10秒を3セット。

慣れてきたら少しずつ秒数を伸ばし、20秒4セットを目標にしてください。


これ、真面目にやっていると、本当に声が変わります。

私が教えた生徒さんで、2ヶ月くらいで見違えるような力強い声になった方もいます。


筋トレなので、すぐには効果は出ませんが、

継続は力なり。

声を変えたいという方は、ぜひやってみてください。

Shabe Labo

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