原稿を読む練習2 内容を考えながら読む

原稿を読む練習1

頭と目に内容をざっくり覚えさせたら、

次に内容を考えながら読みます。


この時のポイントは何かと言うと、

文字を単語のブロックで読んでいくということです。


実は、なかなか自然に読むことができない、とおっしゃる方は、

このプロセスが苦手な方が多いのです。


そういう方は、文字を読んでいく時に

ひと文字ずつ読むところから抜けることなく、

本番でもひと文字ずつ読んでしまうため、

内容が伝わりにくくなるのです。


ためしに、原稿に出てくる名詞を
丸で囲んでみてください。


「安倍総理大臣が今日、各国の記者団を集めて

緊急会見を行うということです」


このような文章があったとすると、

「安倍総理大臣」「今日」「各国」「記者団」「緊急会見」

を丸で囲むということです。


そうすると、目は「安」「倍」「総」「理」「大」「臣」ではなく

「安倍総理大臣」というひとつの言葉を

一瞬で読み取れるようになります。


最初は難しい方もいらっしゃるかもしれませんが、

少し練習していただければ、目がだんだん慣れてきます。


そのように、口に出している言葉が

無意識の中ではっきり認識できるようになると

音の出方が変わってきます。


すると内容をしっかり理解しながら

読むことができるようになるのです。

ここまできたら、もうひと息です。

Shabe Labo

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