横隔膜トレーニング【中級編】
先日は横隔膜トレーニング【初級編】をお伝えしました。
しばらくトレーニング系の記事はお休みしていましたが、
今日は横隔膜トレーニング【中級編】へ進んでみましょう。
以前お伝えした「ドギーブレス」は、【中級編】のトレーニングです。
手軽で効果抜群なので、張りのある声で話したい方は
ぜひ行っていただきたいトレーニングです。
ただ、「ドギーブレスはつらくて楽しくない…」という方のために、
もうひとつ【中級編】のトレーニングをご紹介します。
【恋ダントレーニング】
昨年流行ったドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌、
星野源さんの「恋」。
「胸の中にあるもの~」という、あれです。
恋ダンスを憶えた方もいらっしゃるかもしれません。流行りましたね~。
これを使って、横隔膜トレーニングをやってみたいと思います。
声は出さず、「恋」のサビのメロディーに合わせて横隔膜を動かします。
まず「む」と心の中で言いながら息を吐きます。
この時、腹式呼吸でお腹をへこませ、肺の空気を全て吐き出してください。
お腹の力を抜くと自然に息が吸えます。
そうしたら、次に同じように「ね」と心の中で言いながら息を吐きます。
やはりお腹をへこませ、肺の空気をすべて吐き出します。
お腹の力を抜いて息を吸います。
同じ要領で、「の」「な」「か」「に」「あ」「る」「も」「の」と
一音ずつ心の中で言いながら息を「吐き」「吸い」します。
歌のリズムに合わせて、息を吐く長さを変えてください。
最初はゆっくり、一音ずつ確実に息を「吐き」「吸い」してください。
そして、段々テンポアップしていきましょう。
サビの部分を「夫婦を超えて行け」までやってみてください。
結構お腹が痛くなると思います。
痛くなったところにある横隔膜が
ばっちりトレーニングされている証拠です。
息だけなので、歌詞は分からなくて大丈夫です。
なので、ぶっちゃけどんな歌でもできます(^^;;
まぁ、皆さん知ってらっしゃる、テンポのいい曲はこれかな、
と思ったので「恋」にしてみました。
歌に合わせると、ちょっと楽しくなりませんか?
これ、リアルテンポでは難しいと思いますが、
ゆっくりでも歌と同じタイミングで息がコントロールできるようになったら、
あなたはかなり横隔膜が使えるようになっています。
ここまで行けたら、少し声も変わっていると思いますよ。
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