人の反応を気にし過ぎる必要はありません
人前に立って話してみると、聴いている人の反応がとても気になります。
「自分の話を、面白く聞いてくれているのかな?」
「つまらなくて、早く終わらないかと思っているんじゃないの?」
話しながら人の顔を見て、全く反応がない時など、
こんな風に思って落ち込んでしまうこと、ありませんか?
私はありました!
人前で講演をすることになった時、こちらとしては「大事なことだから」
と思って、力を込めて言ったつもりなのに、
全く反応がなかった時…心が折れました。
「あ~、この話、あんまりおもしろくなかったんだな」
「今日の講演はダメだ~」
そこからテンションがみるみる下がり、そそくさと終ってしまう…。
そんな講演をしたことがあります。
でも!
終わったあとの懇親会で、話を聴いて下さった方が、
「あの話、とてもわかりやすかったです!」
「あそこが一番おもしろかったです!」
などと、無反応に心が折れた部分についておっしゃるのです。
あれれ?これはどういうこと?
最初は訳が分からず、キツネにつままれたようでした。
でも、考えてみれば簡単なことなんです。
人は、自分が思っているほど大きく反応しないんです。
ご自分のことを考えてみてください。
セミナーでいい話を聞いた時、大きくうんうんと頷くでしょうか?
満面の笑みでニコニコするでしょうか?
「なるほど!」と言うでしょうか?
自分が人の話を聴いている時は、そんなに大きく反応しないのに、
自分が話す時には、リアクションを期待してしまうんですよね。
海外では、普通の講演会でも、聴いている人が自由に質問したり、
「オ~!」なんて大きくリアクションしてくれたりします。
でも日本人は、得てしてリアクションが小さいです。
というか、むしろ面白いと思った時ほど
身じろぎもしないで、じっとこちらを凝視したりします。
だから、思ったようなリアクションがなかった時に
勝手に心を折らず、自分を信じて話し切ってください!
自分が心から思って話していることは、必ず伝わります。
信じる者は、救われるのです(^^)
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